潜水士とは
海(水)中等での事故を未然に防ぐことを狙いとした、労働安全衛生法第75条及び高気圧作業安全衛生規則第52〜55条を根拠として実施される国家資格を持ち、水中の作業に従事する者です。
潜水士は、労働安全衛生法第75条、高気圧作業安全衛生規則第52条に基づき、潜水士免許試験に合格した者に対し、都道府県労働局長が免許を付与する国家資格です。
令和6年度の潜水士免許試験は、関東地区においては、年に5回(令和6年6月・7月・9月・12月・令和7年2月)に実施されます。
資格取得までの流れ
潜水士の免許を取得するには、
(公財)安全衛生技術試験協会の行う国家試験に合格する必要があります。
試験2週間前までに 各自で受験申し込み |
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潜水士国家試験を受験 |
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試験に合格! 《資格取得》 |
※筆記試験のみで取得できます(実技試験なし)
※健康な方なら、どなたでも取得が可能です
資格活用
潜水士の資格は、以下の職業やレジャー等に有効活用することができます。
- 消防士
- 警察官
- 水産漁協組合
- 海上保安庁
- 海洋レジャー(マリンスポーツ)
- サルベージ・浚渫土木工事
- 水産、商船大学・高校関係者
- その他、潜水関連業務に従事する方々
試験制度
受験資格 |
学歴、経験を問わず、満18歳以上の心身の健康な方 |
試験科目 |
- (1)潜水業務
- (2)送気、潜降及び浮上
- (3)高気圧障害
- (4)関係法令
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試験時間 |
1科目につき1時間、合計4時間 |
試験時期 |
6月、7月、9月、12月および2月の年5回(令和6年度) |
出題形式 |
五肢択一式のマークシート方式 |
合格基準 |
各科目につき4割以上の得点があり、かつ、全科目の総合得点が6割以上 |
合格率 |
75.7%(令和5年度実績) |
受験の手続き
受験申請 |
別途受験者ご自身で手続きを行ってください。 |
受験願書 |
全国7ブロックの安全衛生技術センターのうち、受験を希望するところへご提出ください。
●郵送の場合 → 試験日の2週間前まで
●安全衛生技術センターへの直接持参 → 2日前まで |
講習会
(一財)安全衛生普及センターでは、国家試験合格を目指すための講習会を年に3〜4回開催しています。
当センターの「潜水士講習会」は、以下でも紹介されております。
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